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2010/02/20.Sat

新野の雪祭り2010 その4

そろそろ終わりに近づいてきました
新野の雪祭り、その4。


10115-26.jpg
〈天狗…鬼さまとよばれます〉

続いては、「天狗(てんごう)」、鬼さまです。

笛の音が「鬼さま出たで、道開けろ」という節に変わります。

太郎次郎三郎の3人の鬼がおり、
笛の調子に合わせて、それぞれの斧や槌を打ち合わせます。

昨年も鬼さまは撮りましたが、
神婆といい、鬼さまといい、
とにかく人気が高い神様です。

舞に物語性があるからでしょうか。

10115-27.jpg
〈祢宜様との問答…体を踊らせ、迫りくる鬼さま〉

祢宜様との問答は、
鬼さまたちが「おーおー」と声をあげ、
跳ねながら祢宜様に迫ります。

…が、祢宜様に言い負かされ、
指をくわえて庁屋へ帰っていきます。

今回は、拝殿の上から撮らせていただきましたので、
少し迫力のある写真が撮れました。

ただ、拝殿の正面は、神々が舞を捧げる場所…
子どものころからそう思ってきましたので、
ホントに申し訳程度に、隅っこから撮らせていただきました。
ありがたや…

P1154410.jpg
〈八幡の駒…かわいい♪〉

続いて「八幡(はちまん)」、「志津目(しずめ)」と続きます。

八幡には駒が、
志津目には獅子が出てきて、
それぞれを、八幡の神様と志津目の神様が乗り鎮めます。
乗るといってもまたぐ程度ですが、こちらも人気があります。


P1154449.jpg
〈志津目の獅子 体を左右に大きく振って、暴れます〉

志津目は、暴れる獅子を前に、
何度もまたごうとしますが、なかなかまたげません。

「お、まだか、まだだめか」

見物人からも声があがります。

ようやくまたいだ、と思ったのはほんの一瞬。
すぐに降りてます。

P1154435.jpg
〈志津目…りりしい顔つき〉
その後、獅子を引き連れ、庁屋へと帰ります。

ここまでで、朝8時を回りました。


さて、この後は、「鍛冶(かじ)」
親鍛冶バンゴとも呼ばれ、
師弟の鍛冶屋が、お互いに口喧嘩をします。

これは、決まった台詞があるのかわかりませんが、
大半が二人のアドリブでの掛け合いで、
聞いていると大変面白いです。


最後は「田遊び(たあそび)」
鍛冶の終わりごろ、同時進行くらいで、
松明に横にて詞章を唱え、鍛冶の終わりを待って終わります。
これで、雪祭りは終わりになります。


…あれ? 最後の2つ、写真は…?
実は今年は撮れなかったのです…
なんと、カメラの電池切れ!ショック!!!!!

見物人に囲まれた際、ライブビューを多用したせいかと思われます…
電池、もう一つ買わなくては…

いろいろ、段取りが悪くて…反省しきりです。

なお、記載した時間は、2010年の進行時間ですが、
予定では1時間ほど早い時間になっています。

もし、この記事を参考にして
見物に行こうとお考えの方々がいらっしゃいましたら、
1時間ほど早めにみた方がよいと思います。
……えぇ、参考にしたいという方がいらしたら、です。



さて、雪祭りは、15日の朝、9時ころに終了しました。
が、片付けは翌日16日に行います。

なぜ、当日ではないのか?
徹夜明けで、疲れているから?
いえいえ、そんな理由ではありません。

雪祭りの終わった15日の夜…
この晩、伊豆神社では、森の天狗たちが祭りをする、と言われており、
面などの道具が使えるよう、そのまま置いておくのです。

伊東武氏著「新野の民話」によりますと、
一度、この言いつけを破って15日の朝、片づけをしたところ、
15日の夜半、伊豆神社が火事になってしまったそうです。

そこで、今でも片付けは翌日しています。


10115-25.jpg

いろいろが進化し、便利になった昨今ですが、
神と人、決まりと適度な距離を保つこと。

これは、新野のどの祭りでも見られ、
日本人の美徳ともいえる、美しい伝統だと思います。

人を引き付ける新野の祭り…
その魅力のひとつかもしれません。



※新野の雪祭り2010その1~4においての参考文献
 「新野民俗誌稿」昭和54年3月発行
 長野県史刊行会 民俗資料調査委員会


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2010/02/20.Sat

新野の雪祭り2010 その3

さて、思いのほか連載になっております
新野の雪祭り、その3。

10115-18.jpg
〈神婆〉

海道下りが終わると、
次に出てくるのは「神婆(かんば)」です。

老婆の神様ですが、着るものは派手で、
その身のこなしもとても老婆とは思えない軽やかさ。

肘を曲げ、大きく腕を振る、独特の舞をします。

ぴょんと両足で前に飛んでは腕をふり、
またぴょんと前に進みます。

それでもお年寄りということで、
しばらく踊ると、地面に広げたむしろの上に、
足を伸ばしてペタンと座ります。

「疲れたら」と、いたわるように、
そばに付く役の人が、扇子で煽ってあげたりします。
…空からは雪が降る、寒い中ですけど。

10115-20.jpg

老婆なので、顔はしわだらけですが、
とっても優しそうな顔をしています。

10115-21.jpg
〈おじい…神婆のだんなさま〉

神婆は何度か庁屋へ出入りしたあと、
おじいと一緒に登場します。

柔和の顔の神婆と比べ、
実に生真面目そうな顔。


神婆が御拝(拝殿の正面)で舞を舞うあいだ、
おじいは庁屋を出たすぐのところに座り、
神婆を見守ります。

踊り終わった神婆は、おじいの方を向くと、
腕をたたいて、手招きをします。

おじいは動かず、神婆を見やります。

神婆は、また手招き…

10115-23.jpg

するとおじいは立ち上がり、
神婆に駆け寄ると、かたく抱き合います。
この瞬間、見物人はやんやの大歓声。
手を叩いて、二人を祝福(?)します。

すると、庁屋から孫娘が駆け出し、
鈴を鳴らしながら、冷やかすように、
神婆とおじいの周りを回ります。

10115-19.jpg
孫娘は、こんな顔。


時間は朝7時15分を回っていました。


写真が多くて、ページが開けない、
という声をいただきましたので、
少し小分けにしてみます。

舞によって、説明にムラがあるのはご勘弁を…
自分の記録も兼ねております故…

と、いうわけで、
またまた、続きます。

う~む、神婆の話で終わってしまった…


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