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2010/09/18.Sat

盆よ盆よと楽しむうちに… 新野盆踊り2010 その3

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〈踊る友…16日4時ころ〉

さて、今年は思うこと・学ぶこともたくさんあり、
非常に思い出深い盆踊りになりました。

というわけで、個人的な裏話を少々。
盆踊りについて、資料的な要素は含んでおりませんので、
読み流してくださいませ。


…決意新たに臨んだ今年の新野盆踊り。

その1 写真を撮る!
先述のとおり、新しいカメラでの撮影。
うきうき、わくわく、どきどき。
大丈夫かなぁ。ちゃんと撮れるかなぁ。
心配しながら臨みました。

その2 唄うぞ踊るぞ!
…新たにする決意ではないですね。
毎年思ってますので。

初日、14日。
昼間心配していた雨も上がって、無事始まった盆踊り。
ただ、私は翌15日の朝から遠方で用事があったため、
12時まで撮って踊って、泣く泣く帰宅。
窓から聞こえる盆唄… さみしい…

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〈上手に踊る女の子〉


2日目、15日。
日が替ってから、2時出動…

遅ればせながら…ということで、踊りの会の事務所へ行くと、
「まぁまぁ」とお約束の1杯…2杯…。

普段はほとんど飲まないもんですから、
事務所を出る頃には、軽く酔っておりまして。
そうしたら、唄っても息が続かない!
いやぁ~、びっくり!

おやまなどは、途中で倍くらい息継ぎを…
何してんねん!

酔いが覚めてきたところで、何枚か写真を撮りました。
そこで痛感。
浴衣で写真は、着くずれる。

4時くらいから櫓に登らせていただいて、
子どもの頃から憧れておりました音頭取りの方と、
盆踊りを通じて知り合った音頭取りの方と3人で
その日の終わりまで唄えることができました。

は~♪ うれしい~♪
まさに至福の時…

もう一日ありましたが、ものすごい満足感でした。
唄を知らないので、櫓に登るのは烏滸がましいのですが、
それでも、うれしかったです。
私がジャマになってなければいいのですけど。


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〈櫓と音頭取り〉


16日最終日、音頭取り事務所で女子会^^

盆踊りで知り合った先輩音頭取りの方と、
同じく盆踊りを通じて知り合った新野出身の年下の音頭取りの方。

盆踊りで顔見知りになる方は大勢いますが、
こうして話ができるようになれたのが、本当にうれしかったです。

自分がほとんど新野にいないので、
こういう機会に地元の方々とお話できるのもうれしい。

事務所に11時半までおりまして、
その後、2時ころまで、ずーっと踊っておりました。

2時すぎ、一旦家に帰って、カメラスタイルにて再度会場へ。
浴衣で撮影は、昨晩、着くずれることがわかったので、あきらめました。


その後は、踊ったり写真を撮ったり…
なんともせわしないカメラマンでした。

でも、わかったのは、撮りながら唄える……♪

カメラを構えながら唄っていた奇妙な女は、私です。
うふ。


…さて、行列が会場を通り抜け、踊り子たちが瑞光院へ向いました。

仏様を送り、盆踊りを終わりにする。
秋唄を唄い、盆踊りの最後を見届ける人たち。

その一方、一部の保存会の方々が、片付けをしていました。
盆踊りが終わった朝、ゴミ一つ落ちていない会場…
盆踊りを終えるために、陰で働く人たち。

双方が同時に行われているからこそ、無事に盆が終わるのです。

また、保存会の方々だけでなく、
新野の皆さん、盆踊りへ来てくださった大勢の皆さん。

あの会場に、千石平にいる人、一人ひとりが役目を全うする。
こうした大勢の人のつながりで、歴史が続いていくのだと感じました。


感謝と感動でいっぱいの、17日の朝。
喜びと満足でいっぱいの、今年の盆踊りでした。


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2010/09/18.Sat

盆よ盆よと春から待ちて… 新野盆踊り2010 その2

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〈灯籠行列、出発〉

前回からの続き。

和讃が終わると、ちんちんちん、と鉦が鳴らされ
「なんまいだんぼ」
と声があがります。

途端、櫓の上では唄を能登に切り替え、
輪が一気に活気づきます。


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〈子ども達が担ぐ切子灯籠〉

行列は、会場から10分弱ほど離れたところにある
砂田地区のお太子様のもとへ。

そこでも和讃を唱え、唱え終わると花火が上がります。
行列は、きた道を引き返し、会場へと戻ってきます。


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〈能登を踊る!!!〉

行列が戻ってくる間、会場では能登が踊られています。

 盆よ盆よと春から待ちて 盆が過ぎたら何ょ待ちる
 さあさ皆様しおれちゃだめよ 二度としおれりゃさとられる

声を張り上げ、腕を振り、皆、最後の踊りを踊ります。

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〈さあさ、みなさま、しおれちゃだめよ〉

行列が戻ってくると、行列に近い方踊りの輪が崩れ出し、
小さな輪ができていきます。

行列は輪の中央を通り、寺山地区の瑞光院へと向かうのですが、
行列が通り抜けると盆踊りが終わりになるため、通せんぼをするのです。

隣で踊っていた、はじめましての人ともガッチリ肩を組んで通せんぼ。
その間も、皆、唄を歌います。

 二度としおれりゃ さとられる!

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〈崩れる輪…〉

「なんまいだんぼ!」
行列の先頭にいる音頭取りが、輪を崩します。

基本的はぐいーっと押してくるのですが、
それでも輪が強固だと、くすぐったりして、ちょいと卑怯なことも致します。

ここで浴衣が乱れることもしばしば。
女性の皆さん、しっかり着ていきましょう!

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〈老若男女、輪に加わる〉

小さな輪へは、小学生も大人もお年寄りも加わります。

肩を組んで飛び跳ねるので、隣の人の足を踏んずけたり、踏みつけられたり…
お互い、下駄です。結構痛い。
しかも、輪が崩れた拍子にぶつかったりよろけたりするので、
小さい子どもたちには危ない!

…この輪の中心には、なぜか音頭取りの重鎮が…?

おじいちゃん、危ない!ちょっとハラハラ。
(まだまだ負けん!新野のお年寄りはとってもお若いです)

ちなみに、行列が櫓を過ぎると、
櫓の上で音頭をとっていた音頭取りも降りてきて、輪に加わります。

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〈もっとがんばれ!〉

行列の音頭取りも、輪を呷ったり、押したりして大変。
一つひとつの輪を崩していくのは重労働。

この輪は中学生の音頭取りの輪でした。

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〈次の輪へ…笑顔で急ぐ〉

輪が崩れても、人は止まりません。
次!とばかり、先へ急ぎます。
そして、また輪を作る…

こうして、行列が会場を通り抜け、瑞光院へ着くまで、
たくさんの輪ができるのです。

崩れるたびに、皆、笑顔で、足早に先へ進みます。

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〈揺れる切子灯籠〉

 盆よ盆よと春から待ちて 盆が過ぎたら何ょ待ちる

灯籠の行列が、会場を出ていきます。

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〈瑞光院へと向かう行列〉

時々輪を作りながらも、瑞光院へ向かう行列はだんだんと長くなります。

瑞光院へ着くと、切子灯籠は積み上げられ、
行者さまが刀で切りつけてから、火をつけて燃やします。

同時に、花火が上がり、終わりを告げます。

人々はこの後、それぞれ帰路に着くわけですが、
このとき、振り返ってはいけないことになっています。
振り返ると踊りの神様や送った仏様が付いてくると言われます。

音頭取りは、秋唄を歌いながら帰ります。

 秋が来たそで鹿さえ鳴くに なぜか紅葉が色づかぬ
 盆よ盆よと楽しむうちに いつか身にしむ秋の風
 稲は穂に出てちょいと花かけて さらり乱れて秋の空


2010年 新野の盆踊り、本盆終了。


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2010/09/18.Sat

盆よ盆よと春から待ちて… 新野盆踊り2010 その1

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〈17日の夜、櫓に飾られる切子灯籠〉

遅くなりましたが…
今年も踊ってまいりました、新野の盆踊り。

今年は、盆踊りに合わせて、カメラを新調してしまいました。
「してしまった」とは、ちょっと弱気な発言ですが。
私ごときが使うには、もったいない代物…
まぁ、下手さをカバーしてもらえるかも…
(無理?)

ということで、昨年自分に誓いました、
「盆踊りの最後を撮る!」を実行してきました。

3晩、夜を徹して踊り明かす新野の盆踊り。
その締めくくり、17日の朝にだけ見られる光景。

今年は、17日の3時ころから
クライマックスまでをご紹介します。


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〈3時すぎ…〉

最終日ですが、まだまだ人もまばら。

手前の提灯は、輪の端に置かれるもので、櫓の手前と奥に1つずつあります。
人が増えると櫓から離され、輪が長くなっていきます。


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〈4時50分…夜明け近し〉

東の空が、明るくなり始めました。

もうじき能登だと思う、嬉しい瞬間。
盆踊りの終りを感じる、淋しい瞬間。


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〈5時…灯籠が下され始める〉

音頭取りの方々が、櫓にのぼり、一つ一つ灯籠をおろします。


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下された灯籠は運ばれ…


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踊りの輪の中へ並べられます。

この灯籠は、希望した子どもたちが担ぎます。


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〈5時30分すぎ…行者さま、櫓の下へ〉

御嶽行者さま、颯爽と登場。
「木曽から来てくださるの?」と、保存会のおじさまに聞いたところ、
「新野の人だに」と言われました…
農家を営んでいらっしゃるそうです。


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〈日の出…〉

日が昇り、熱い日差しが照らし始めます。
櫓の下では、行者さまと音頭取りが、櫓の下にある市神様に和讃を唱えています。


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〈能登を待つ輪〉

輪もずいぶんと長くなりました。
能登を踊りたくて、みんな早起きしてきました。
お年寄りも子どもも参加しています。
最初の写真と比べると、提灯がずいぶん櫓から離されました。


…続きます。



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