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2009/08/20.Thu

新野盆踊り 2009

8月14・15・16日は、恒例の新野盆踊りでした。
盆踊りについては、こちらをどうぞ…

よく「新野の盆踊りって、朝まで踊るんだら?」と聞かれます。
ホントに、朝まで続いています。
今回は、14日・15日の夜から朝までの流れを紹介します。

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〈櫓を見ながら、真似る〉

夜9時。
子ども音頭取りが櫓へあがり、盆踊りが始まります。
最初の時間帯、9時~11時頃は、子どもたちが浴衣をきて出かけてきます。
小学校低学年も保育園児も、眠くなる前に、と踊りにくるのです。
みんな、親の真似をして踊ります。

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〈法被を着て踊る子ども音頭取り〉

子ども音頭取りは、交替しながら、6種ある盆唄の音頭をとります。
唄が替わると子どもたちも入れ替わります。
子ども音頭取りが主体で音頭をとるのは、夜12時まで続きます。

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〈大人も子どもも、一緒に踊る〉

12時を過ぎると、大人の音頭取りが櫓へあがり、音頭をとります。
大人の音頭取りは、3~5人が櫓へあがり、途中入れ替わりながら盆唄をつなぎます。
子ども音頭取りでも、率先して櫓へ上がって踊る子もいます。
この頃から、小さな子どもを含め、輪を作る人も減っていきますが、盆踊りが好きな人たちは、ひたすら踊り、唄います。

2時や3時になると、輪は櫓のまわりを囲む小さなものになります。
それでも、盆唄は途切れません。
途中で休んだり、喉をうるおしたりしながら、踊りを続けます。
櫓の音頭取りと会場にいる人たちが、一体となって、夜を明かします。

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〈夜があけ、小さな輪に。 上の写真と比べるとずいぶん小さい〉

朝5時。
明けた空に青みが増すころ、夜通し踊る人たちもいっそう声を張ります。
朝がくると、今日の盆踊りが終わりになってしまう。
その日その日を踊りつくしたいからこそ、
今日の終わりがくるのを淋しく思いながら、踊るのです。

朝5時30分頃。
「さぁさ皆さま お開きゃいかが 明日の仕事の邪魔になる」と音頭取りが唄います。
通常だと、ここで「明日の仕事の邪魔になる」と返すのですが、
そう唄ってしまうと、開きになってしまうため、
まわりで踊る面々は「さとられる 二度としおれりゃ さとられる」と返します。
『まだまだ終わらないよ』 そう返すのです。
すると、「あまり面白いにもひとつ返せ 明日の仕事の邪魔になる」と音頭取りが唄います。
「さとられる 二度としおれりゃ さとられる」再び返します。

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〈櫓の上が空になっても、踊り続ける人たち〉

「わしの音頭じゃどで夜が明けぬ 渡しまするよ御連中」
そう唄うと、櫓の音頭取りは唄を止め、櫓からおりてきます。
すると今度は、輪で踊っていた音頭取りが唄を引き取り、盆唄を続けます。
15日と16日の朝は、櫓に音頭取りがいない状態で、30分、踊りが続きました。

朝6時。
すっかり明るくなりました。
「さぁさ皆さま お開きゃいかが 明日の仕事の邪魔になる」
「明日の仕事の邪魔になる」

そう唄うと、徹夜で踊り明かした盆踊りは終わります。

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〈すっかり、青空〉

「また今夜」

皆、そういって別れ、再び夜を待つのです。



時間をだいたい記しましたが、必ずこの時間、というわけではありません。
特に、終わる時間は、まちまちです。

また、最終日は、終わり方も変わります。
次は、17日のことを、少し紹介します。

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新野よいとこ | Comments(0) | Trackback(0)
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