FC2ブログ
2010/09/18.Sat

盆よ盆よと春から待ちて… 新野盆踊り2010 その2

100918-17.jpg
〈灯籠行列、出発〉

前回からの続き。

和讃が終わると、ちんちんちん、と鉦が鳴らされ
「なんまいだんぼ」
と声があがります。

途端、櫓の上では唄を能登に切り替え、
輪が一気に活気づきます。


100918-18.jpg
〈子ども達が担ぐ切子灯籠〉

行列は、会場から10分弱ほど離れたところにある
砂田地区のお太子様のもとへ。

そこでも和讃を唱え、唱え終わると花火が上がります。
行列は、きた道を引き返し、会場へと戻ってきます。


100918-8.jpg
〈能登を踊る!!!〉

行列が戻ってくる間、会場では能登が踊られています。

 盆よ盆よと春から待ちて 盆が過ぎたら何ょ待ちる
 さあさ皆様しおれちゃだめよ 二度としおれりゃさとられる

声を張り上げ、腕を振り、皆、最後の踊りを踊ります。

100918-9.jpg
〈さあさ、みなさま、しおれちゃだめよ〉

行列が戻ってくると、行列に近い方踊りの輪が崩れ出し、
小さな輪ができていきます。

行列は輪の中央を通り、寺山地区の瑞光院へと向かうのですが、
行列が通り抜けると盆踊りが終わりになるため、通せんぼをするのです。

隣で踊っていた、はじめましての人ともガッチリ肩を組んで通せんぼ。
その間も、皆、唄を歌います。

 二度としおれりゃ さとられる!

100918-10.jpg
〈崩れる輪…〉

「なんまいだんぼ!」
行列の先頭にいる音頭取りが、輪を崩します。

基本的はぐいーっと押してくるのですが、
それでも輪が強固だと、くすぐったりして、ちょいと卑怯なことも致します。

ここで浴衣が乱れることもしばしば。
女性の皆さん、しっかり着ていきましょう!

100918-11.jpg
〈老若男女、輪に加わる〉

小さな輪へは、小学生も大人もお年寄りも加わります。

肩を組んで飛び跳ねるので、隣の人の足を踏んずけたり、踏みつけられたり…
お互い、下駄です。結構痛い。
しかも、輪が崩れた拍子にぶつかったりよろけたりするので、
小さい子どもたちには危ない!

…この輪の中心には、なぜか音頭取りの重鎮が…?

おじいちゃん、危ない!ちょっとハラハラ。
(まだまだ負けん!新野のお年寄りはとってもお若いです)

ちなみに、行列が櫓を過ぎると、
櫓の上で音頭をとっていた音頭取りも降りてきて、輪に加わります。

100918-12.jpg
〈もっとがんばれ!〉

行列の音頭取りも、輪を呷ったり、押したりして大変。
一つひとつの輪を崩していくのは重労働。

この輪は中学生の音頭取りの輪でした。

100918-13.jpg
〈次の輪へ…笑顔で急ぐ〉

輪が崩れても、人は止まりません。
次!とばかり、先へ急ぎます。
そして、また輪を作る…

こうして、行列が会場を通り抜け、瑞光院へ着くまで、
たくさんの輪ができるのです。

崩れるたびに、皆、笑顔で、足早に先へ進みます。

100918-14.jpg
〈揺れる切子灯籠〉

 盆よ盆よと春から待ちて 盆が過ぎたら何ょ待ちる

灯籠の行列が、会場を出ていきます。

100918-15.jpg
〈瑞光院へと向かう行列〉

時々輪を作りながらも、瑞光院へ向かう行列はだんだんと長くなります。

瑞光院へ着くと、切子灯籠は積み上げられ、
行者さまが刀で切りつけてから、火をつけて燃やします。

同時に、花火が上がり、終わりを告げます。

人々はこの後、それぞれ帰路に着くわけですが、
このとき、振り返ってはいけないことになっています。
振り返ると踊りの神様や送った仏様が付いてくると言われます。

音頭取りは、秋唄を歌いながら帰ります。

 秋が来たそで鹿さえ鳴くに なぜか紅葉が色づかぬ
 盆よ盆よと楽しむうちに いつか身にしむ秋の風
 稲は穂に出てちょいと花かけて さらり乱れて秋の空


2010年 新野の盆踊り、本盆終了。


↓ぽちっとお願いいたします♪
banner_12.gif
スポンサーサイト



新野よいとこ | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示